猫とヨガと珈琲

複業をする20代前半の日々を書きます。

パラレルワーカー(副業+正社員)

 

現在私はパラレルワーカー+フルリモートフルフレックスの会社員として働いている24歳の会社員です。

  • なぜパラレルワーカーになったのか(なれたのか)
  • パラレルワーカーのいいところ+悪いところ
  • フルリモートフルフレックスの会社員の日常

 などこのブログで発信できたらいいなと思い、開設しました。

 

簡単にわたしのスペック

【収入目安】

500〜600万 / 年収

40〜70万 / 月収 ※手取り(案件によって変動あり)

※内訳

正社員の給与(手取り月収30万 / 年収430万弱)

その他給与(税金込月収10万〜30万)

 

【職業】

WEBディレクター /  WEBデザイナー / フロントエンジニア / WEBプランナー

 

【略歴】

フリーター(半年)

→WEB受託制作会社でWEBデザイナー(1年半)

→広告代理店兼デザイン会社でWEBディレクター(1年弱)

フリーランス(前職から仕事引き継いで1ヶ月だけ)

→SESの会社でWEBディレクターとして大手広告代理店出向(半年)

→今に至る

 

はい、実は3回も転職しています。

しかもどれも2年以内です。笑

転職した理由は色々あるのですが、共通して言えることは

「会社に通うの嫌だな」

「満員電車に乗りたくない」

「平日の昼間自由に使える時間が欲しい」

これが一番大きかったです。

 

じゃあ、起業する?個人事業主になる?という選択肢を出された時に、わたしは社会的保証が欲しかったので、どちらも選択しませんでした。

 

下記はわたしが社会人になるまでから今の仕事に就くまでを書きます。

20歳社会人になる

高校3年時に通信制の高校に転入(正しくは出席日数が足りずコース変更)し、毎日フリーターみたいな生活を送った高校卒業後、指定校推薦で理系大学(建築学科)に進学したのですが、同級生と馴染めないのに加え、勉強が全くできず、半年で中退。

その後、家出をし、当時付き合っていた彼氏の家に住んでいました。

 

夜職(スナック)をしながら、毎日フリーターを続けていたのですが、3ヶ月経った時、当時の彼から「ちゃんと昼の仕事したら?」と言われ、どうせやるなら自分の好きな仕事がしたいと思い、昔からデザイン(特にPhotoshopIllustrator)に興味があったので周りの協力を得て職業訓練校(WEBクリエイターコース)に入校。

 

半年間通い続けながら国から毎月10万の援助金を受け、当時DJ(苦笑)をしていたのでフライヤーデザインなど安価で請負い実績を作り、青山のWEB制作受託の会社に内定をいただき無事社会人になることができました。

当時20歳(年収240万)業務未経験で雇ってくれたその会社には今でも感謝!

(ボーナスはなかったけど・・・)

 

21歳人生初借金

21歳の時、当時付き合っていた彼氏と別れ、人生初賃貸を借りることになったのですが、まあお金のかかること。

私は貯金など一切していなかったので、カードローンで約50万ほど借りて、地元で築10年以内、ワンルーム、3点独立、カウンターキッチン、ダブルオートロックの家賃7.6万円の駅徒歩1分のマンションを保証会社を使って借りました。

21歳で人生初借金。

もちろん手取り16万弱程度の給与じゃ返せなかったのでダブルワークをして3ヶ月で返済。

もう借金はしたくないと思いながらも、お酒が好きだった私は貯金もせずただただ貰った給与を使い切るだけでした。

 

22歳人生初転職

借金を経験したのもありますが、自分の生活水準が高く(低くできなくて)ずっとダブルワークをしていたのですが、当時猫を飼い始め、一緒にいる時間を増やしたくて正社員でもっと給与が高い企業に行きたくなりました。

また、デザイナーの給与よりももっと上流工程(ディレクター)の方が給与が高いと思い込んでいたわたしはなぜかキャリアチェンジ。笑

たまたま都内の広告代理店兼デザイン会社にWEBディレクターとして内定をいただき、無事転職することができました。

当時はボーナスも年2回出るし、年収も120万ほど上がったのですごく嬉しかったです。

 

再び借金

転職先が当時の家から通うと今の倍かかることがわかりました。

満員電車が嫌いなわたしは貯金もないのに「会社の近くに引っ越そう」と、約60万ぐらい借金をして会社の隣の駅に引っ越しました。

当時の家のスペックは築20年以内、家賃8.8万、最上階、オートロック、バス・トイレ別、駅徒歩10分弱、世田谷区。

前回の家と違って、この時は親に保証人になってもらいました。

転職したのに、結局ダブルワークをやめられず、正社員で貰った給与は生活費に。

ダブルワークで働いたお金は借金返済をしていました。

(途中で夏のボーナスが出て返済が終わったため4ヶ月ぐらいでダブルワークするのはやめました)

 

23歳フリーランスになる

就業先がもともと紙媒体出身の会社だったこともあり、業務がスムーズに進まないことが多かったり、残業が多かったり、家族経営で正当な評価がされなかったことで、退職を決意。

しかし、入りたい企業を探して面接など受けるも惨敗してました。

辞めることを伝えるのが遅かったこともありますが、会社を辞めた後、とある案件を1ヶ月だけ請け負うことになりました。

その案件は週一の打ち合わせ(神奈川の方まで)と、仕様作成だったのでそんなに大変でもなく、1週間の稼働時間はおよそ2時間程度でした。

自分も特に個人事業主として営業活動など行なっていなかったため、次の転職先を探し、リファラル(知人の紹介)で次月より働くことが決まりました。

この時年収は40万ほど下がりました。

 

SES(他社出向)を経験する

某大手広告代理店の子会社に出向しました。

本体との案件もあればその会社だけの仕事もあり、誰もが知っているような企業のお仕事が多かったです。

しかし子会社からすると、我々は「派遣社員」です。

一社員として扱ってくれる人もいれば、「派遣だから」と言ってくる方もいました。

わたしはプロデューサーの方と仲良くしていたので、出勤時間の調整や外でちょっと仕事するのもお許しいただいてましたが、同じ会社の同僚はちゃんと出退勤している方が多かったです。

深夜残業もありましたが、打刻は切って仕事していたり(笑)暗黙の了解で業務に取り掛かることが多かった印象があります。

会社自体はフルフレックスだったので、残業した分は他の日の早退に使ったり、朝遅く来たり、自由に使えてました。

とにかく速さとある一定のクオリティを守っていればOKの業務。

「派遣」で括られやりたかった仕事が全然できなかった。

「会社員」辞めたい。

そんな想いが入社1ヶ月目で芽生え、半年で辞めようと決めてました。

 

人生初転職エージェントの活用

この時点で2回転職していますが、一度も転職エージェントを使用したことがなく、自力で探して面接まで漕ぎ着けていました。

今回の転職は失敗したくない!という想いから某大手エージェントに登録。

でも思っていたサービスとは違いました。

てっきり、自分に合う求人を紹介してくれるのかと思いきや、自分でサイトにのっている求人を探して応募ボタンを押し、エージェントが応募企業に推薦してくれるという流れでした。

1ヶ月で書類選考通った企業は10社ほどありましたが、一次面接で5社ほど絞られ、二次面接で3社ぐらいの割合で転職活動は進んでいきました。

しかし、選考が通った企業に自分が納得していないのです。

入社しても絶対辞めてしまいそう。って思う企業ばかりですごく不安になっていたところ同じ会社の同僚が違うエージェントを紹介してくれました。

クリエイター専門のエージェントです。

ちょうど年末だったにも関わらず対応していただき、某大手とは全く違う面談内容に驚きながらも、自分の適性を理解するまで質疑応答を繰り返しました。

面談時にも自分にあっている企業の求人は教えてもらいましたが、次の日メールでざっと15社ほど求人を送っていただき、その中から5〜6社選択。

書類選考が通ったのはたった2社でした。

某大手エージェントの方で面接を受けていた企業よりも前にこちらの2社、どちらも内定いただきました。某大手エージェントの時とは違い、自分で納得している企業でしたが、1社は社風が合わなさそうという理由で辞退。

もう1社は超超本命の企業だったので喜んで内定承諾をしました。

※現在在職している企業になります。

 

副業をはじめた理由

もともと、本命の企業から内定がもらえなかったらフリーランスになろうと思っていました。

転職活動をしているときにクラウドワークスに登録したり、周囲に個人でも仕事をやろうと思っていることを伝えたりして、営業活動をしていたおかげで複数社と業務委託契約(報酬は案件毎)を結ぶことができました。

また現在勤めている会社が副業OKとなっているため、入社後も営業活動を続けた結果割りのいい仕事を見つけることができたような気がします。

 

業務委託先の取捨選択

今は3〜4社と取引しています。

全てベンチャー企業です。

企業のニーズに合わせて自分の役割を最適化しています。

時にはディレクター、時にはデザイナー、時にはコーダー。

しかし中には結構雑な仕事の振り方をする企業もあるため、割りのいい仕事の時は目を瞑りますが、割りのよくない仕事で想定以上の工数が発生した時は途中離脱したりします。

なぜ割りのよくない仕事を受けるかというと、「自分の成長のため」になるから。

どんな仕事も「実績」になります。

自分のポートフォリオに載せれることができるのです。

しかし以下のような場合は自分の力ではどうしようもできないため早めに判断し、金額を交渉して途中で降ります。

  • クライアントが気難しい人
  • 制作メンバーがアマチュアな場合
  • プロデューサーがプロジェクトをマネジメントできていない場合
  • 必要以上の工数・業務が発生し、割増されない場合
  • スケジュールが推してしまう場合

「なるほどな〜」ってわかってくれる人がいるかどうかは別として、複業(会社員+フリーランス)をやる場合はあくまで本業に支障が出ないように、なおかつ稼げるように活動するのがベストです。

ややこしいことは避けましょう。

また2番目の「制作メンバーがアマチュアな場合」とありますが、補足しますと、案件によってメンバーは受託制作会社の方でアサインを行うため自分がやりやすい人と仕事ができない可能性があります。

中には気難しい人や、初めて仕事をする人、指示通りにしか動けない人など様々な人がいて自分の工数や業務が増えてしまうため、個人的にNGリストに入れてます。

 

最後に

パラレルワークは慣れるととても楽しいですし稼げます。

パラレルワークのいいところは所属している会社とは別の会社の人と仕事ができ、自分のスキルが上がったり、知見が広がったりします。(人脈も広がります!)

また、働いた分収入が増えます。

現在新卒2年目の年ですが、同年代より稼いでます。

自分の仕事はパソコン一台とネット環境さえあればどこでもできるため、気軽に海外・国内旅行も行くことができます。

今年の目標は「免許を取ること」「貯金をすること(100万ぐらい)」なので、仕事をしっかりこなしながら目標達成できればいいなと思います。